校長室だよりNO113

校長室だよりNO113

 今日の全校朝会は校庭で行いました。久しぶりです。ようやく気温も下がってきたので、校庭で行えるようになってきました。あいさつと空手の表彰の後、次の様な内容の話をしました。

 今日から、運動会の練習が本格的に始まります。すでにリレーの練習や応援団の練習も始まっています。リレーの選手も、応援団もとても気合が入っていていいです。頑張ってください。今回の5・6年生の選抜リレーでは、このバトンを使います。(子供たちにバトンを見せる)このバトンは、東京で行われた世界陸上のリレーで使われたバトンです。東京都から寄贈されたので、みんなにも使ってもらいたいと思います。体育の時間でも使いますので、触ってみてください。でも、このバトンは鉄でできています。だから、先日も話したけれどバトン以外の使い方はしてはいけません。このバトンを振り回したりして、友達にあたったらとても危険です。安全に使ってください。

 さて、1回目の応援団の集まりに校長先生も参加しました。6年生が団長決めをしていました。12人いる6年生の中で、なんと6人の人が立候補しました。やる気を感じて、その時点で「いいぞ!」と思いました。立候補した6人がどんな運動会にしたいかを自分の言葉でしっかり話しました。「大きな声で友達を応援する運動会」「今までで1番感動する運動会」「格好いい運動会」のキーワードが出てきました。素晴らしいです。

 校長先生は人を応援することって素晴らしいことだと思います。校長先生は、人に応援されると元気になります。頑張ろうと思います。実際にマラソン大会などで「校長先生がんばれ!」「ファイト!」などと応援されると疲れていても元気100%になります。応援の声が校長先生の背中を押してくれる感じがして嬉しくなります。応援されると嬉しいので、頑張っている人を応援したくなります。人を応援することって、みんなを嬉しくする、みんなを幸せにしてくれるのだと思います。頑張っているみんなを、みんなで大きな声で応援をする、そんな運動会に、みんなでしてほしいと思います。

 しかし先週、みんなのことを応援することと正反対の「いじめ」が第一小学校で起きてしまいました。とっても悲しいです。校長先生は「いじめ」が大嫌いです。「いじめ」は、人間が行う行為の中で一番醜い行為です。人の気持ちを考えることのできない、とても愚かな行為で、心が腐っています。小学生のうちに、腐った心を治しましょう。そんな醜い・弱い心は、この第一小学校からなくしましょう。今日から、たった今からです。「いじめ」は、誰も幸せにしません。もし、誰かがいじめられている様子を見たら、「やめなよ!」と勇気をもって言える強い心をもってほしいと思います。そして、みんなが幸せになれる、友達を応援する言葉をたくさん言ってほしいと思います。

 本日、保護者の皆様に「いじめをしない、させない、許さない」というタイトルの「臨時学校だより」を配布させていただきました。全てのご家庭で、自分事として捉え、お子さんと一緒にお話ししていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

更新日:2025年10月06日 12:01:18