校長室だよりNO75

校長室だよりNO75

 昨日の帰宅途中、セミが鳴いていました。赤城移動教室では春ゼミの泣き声は聞いていましたが、東大和では今年初めてでした。夏だなあ、もうすぐ梅雨明けかなと思いました。暑い日が続いています。今日も東京には「熱中症警戒アラート」が出ています。熱中症指数計で「暑さ指数」を測りながら校庭遊びは判断していきます。今日の中休みは「暑さ指数」が「28℃(厳重警戒)」で、やや風も吹いていたので、校庭遊びは行いました。遊び後は必ず水分を補給するようにしています。

 さて、今日は1年生と4年生の全ての学級で「ななもり教室の理解授業」を行っています。「ななもり教室」は、本校にある通級指導学級のことです。「ななもり教室」とは、どんな教室のことで、どんな学習をしているのかを、ななもり教室の先生と担任と一緒に指導していきます。1年生の学習では、実際に3階の図書室の横にある「ななもり教室」に行き、学習しました。

 最初に「ななもり教室」は、どこにあって、いつ、何年生がお勉強に来るのかを学習します。次に、どんなお勉強をするのかを学習します。「個別指導」といって、ななもりの先生1人と子供1人と1対1で学習をする時間があり、言葉をよく聞く学習や、文字や言葉の学習をすることが分かりました。また、「なかよしタイム」といって、ななもりの先生5人と、子供たち5~6人で行う学習があり、きまりを守る、色々な運動、うまくいかなくても怒らずに気持ちをコントロールする学習などを行うことが分かりました。そして、実際に「まあ、いっか!ドンジャンゲーム」をして、気持ちをコントロールする学習をしてみました。ドンジャンで勝った子は嬉しいですが、負けた子は悔しく悲しくなる子もいます。その時に、魔法の言葉「まあ、いっか!」を言って、自分の気持ちをコントロールする練習です。全員が体験し、負けた子は「まあ、いっか!」と言葉にしていました。悔しくても「まあ、いっか!」と言葉にすることで、笑顔になっていました。とてもよい学習になっていました。私も、小学生のころ、遊びの中でも勝負ごとに負けると悔しくて、涙を流すくらいでした。魔法の言葉「まあ、いっか!」を知っていたら、気持ちが違っていたかなと思いながら見ていました。4時間目は、4年生で行う「ななもり教室の理解授業」を見てきます。

更新日:2025年07月08日 10:56:26