校長室だよりNO61
先週の金曜日は、体調を崩してしまい1日お休みをいただきました。そのため校長室だよりはお休みいたしました。すみません。
今日は全校朝会を校庭で行いました。今日の話をする前に、5年生が自主的に「あいさつ運動」を校門や、昇降口のところでしていた話をしました。「どうして自分たちであいさつ運動をしているの?」と聞くと「学校中にあいさつが広がればいいと思ってやっています!」と返ってきました。自分たちが考えたことを行動に移している姿、大変に立派です。この姿を全校で称えました。その後、次の様な内容の話をしました。
今日は「人を煽る」という話をします。みんなが友達とトラブルになり、けんかになってしまったときに、その理由を聞くと「〇〇が煽ってきたから。」と、よく聞きます。人を煽るとは、どういう意味か調べてみると「相手が怒ると分かっている言葉をつかって、相手をわざと怒らせること」とありました。例えばこんな言葉です。「こんなことも分からないの。バカじゃねえの。」「はい、はい、分かりましたよ。」「病院行ったほうがいいんじゃないの。」等です。そんな言葉を言われたら、気持ちが高ぶってきて「ふざけんな、このやろう!」となってしまい、けんかになるんだね。そんなけんかやトラブルが多いです。
そこで、みんなが誰かに煽られたときに、どうすればよいかを教えます。よく覚えていてください。
まず、人を煽る言葉を言う人は、わざと人を怒らせようとしているのだから、その挑発に決して乗らないことです。何度も煽る言葉を言ってきたとしても、気持ちを落ち着かせて無視することです。相手の煽る言葉に乗ってしまい、怒ってしまったら相手の思うつぼです。そんな言葉を言う子は、友達でも何でもありません。徹底的に無視をしてください。そうすれば相手はそのうちに煽る言葉を言わなくなります。最初は我慢が必要ですが、やってみてください。
そして、人を煽る言葉をつかうと、今後どうなってしまうかを話します。ずばり、人を煽るような言葉をつかう子は、それを今のうちに止めないと、友達をなくします。そんな言葉をつかっていたら、はじめは楽しそうについてくる子もいますが、だんだんと友達が離れていきます。だって、人を怒らせる言葉をつかって楽しむなんて最低の行為だからね。今のうちに止めないと、後悔しますよ。気が付いたら周りに友達が一人もいなくなっているからです。そんなことにならないよう、その弱い心を鍛えてほしいと思います。
友達を煽る言葉をつかっていたら、クラスの雰囲気も悪くなり、学校も楽しくなくなります。そんな言葉をつかうために、みんなの口があるのではありません。みんなの口は「人を励ます言葉」や「感謝の言葉」をつかうためにつかってほしいと思います。煽り言葉を第一小学校からなくしていきましょう!
更新日:2025年06月23日 09:23:34