校長室だよりNO162
「学芸会復活保護者アンケート」について、多くの保護者の皆様からご回答をいただきました。大変に有難うございました。保護者の皆様のお考えを参考にさせていただき、職員と話し合い決めていきたいと思います。結果については、1月に皆様にお知らせさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
さて最近、髪の毛を染めてきている子が気になります。一小の「生活のきまり」の「みだしなみ」の中に、「染髪、お化粧、マニュキュア、ピアスなどはしません。」と決めています。これは、一中ブロック(一小・四小・一中)で揃えているきまりごとです。(ただし、保護者からの申し出があり、習い事のダンス等で髪の毛を染めて大会に出場する場合は、その期間だけは染めることを例外的に認めています。大会が終わり次第染め直すという条件付きです)
しかし現在、それさえも崩れていることが気になります。まず、髪を染めることを認めていない理由は、次の通りです。
1 小学生の体が未熟な状態であり、頭皮がかぶれたり、炎症を起こしたりすることもあり、子供たちの健康面に問題がある。
2 おしゃれをすることに気持ちが行き過ぎ、学習に集中することができなくなる。
3 外見を飾る前に、自分自身をしっかり見つめ、内面を磨くことの方がより大切である。
4 子供のしたいことばかりを優先させることは、わがままを助長し、子供の将来を守ることにつながらない。
子供たちは様々な情報あふれる中で生活し、おしゃれに興味をもち、自分もやってみたいなと思うことは自然なことだと思います。家族の話の中で、そのような話題が出たときは、保護者の皆さんも子供たちと一緒に考えていただきたいと思います。髪の毛を染めることが、今必要なことなのか。小学生として多くの子供たちと一緒に生活していく中で、身に付けるべきことは何なのか。という視点でアドバイスをおくってほしいと思います。「子供がやりたいからやらせる」「子供の自由にやらせる」というのは、子供の意思を尊重していて、一見良いように聞こえるかもしれませんが、子供を見守る大人としての責任を果たしているとは思えません。学校の中にも、社会に出てからもある一定のルールは必ず存在します。そのルールの中で、自分らしさを表現できるようにしてほしいと思います。私たち大人は、子供たちが健康で安全に生活することができるように見守る責任があります。どうぞ、このことについてしっかりご家庭で、お子さんと話し合っていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
更新日:2025年12月09日 13:59:22