校長室だよりNO56
今週は暑い日が続くようです。気温、湿度ともに高くなるので、熱中症には要注意です。こまめな水分補給をとるように指導していきます。
さて、今日は全校朝会を校庭で行いました。最初に、先日、ご年配の方が荷物を重そうに持っていたので、その荷物を持ってお家の近くまで運んであげた4年生の女の子二人の話をしました。思いやりを行動に移した二人の行動をみんなで拍手し称えました。その後、次の様な内容の話をしました。
6月は読書月間です。みなさんは、読書が好きですか?今、校長先生が読んでいる本はこれです。森沢明夫さんという人が書いた「大事なことほど小声でささやく」という本です。主人公は、2mを超えるマッチョなゴンママと呼ばれる人です。そのゴンママの言葉が、校長先生の心の中に入ってきて感動します。例えば「人はね、人に喜ばれるために生まれてくるのよ。」とか、「一番苦しいときに笑うって、実は人生の極意なのよ。」とか。心に響き、心が豊かになります。この本を読んでいると、げらげら笑ったり、感動して涙が出てきたりします。本の力って凄いなあと改めて思います。そして、本の凄さは「想像する力」を与えてくれることだと思います。本に出てくる人たちの気持ちを、自分で考え、想像するからね。この「想像する力」は、人間が生きていくうえで、とても大切な力になります。つまり、本を読むことでとても大切な力を身に付けることができるのだと思います。
他にも本から色々なことを学べます。自分がいなかった古い時代のことや未来のこと。知らない国のこと。人の生き方、考え方、思いやり。人間の素晴らしさや醜さ、色々なものを教えてくれます。「本は先生」だと思っています。一小の図書室は、鈴木先生や図書ボランティアの皆さん、図書委員会の子供たちが、きれいに整頓してくださっているので、とてもきれいで本が充実しています。みんなにもたくさん本を読んでほしいと思います。そして、心を豊かにしてほしいと思います。校長先生もたくさん本を読みたいと思います。
更新日:2025年06月16日 09:35:21