校長室だよりNO159

 今日は1時間目に、昨日の校長室だよりNO158で書いた内容の件で、当該のクラスに行き、子供たちに話しました。(話をしている間、悲しい思いをした子は別室で過ごしました)校長先生は、その話を聞いてとても悲しかったこと。そして、もっともっと、その子は悲しかったこと。自分が友達の話す言葉がわからない国に行き、そのクラスで一人だったらどう思うかを想像させました。心細い、どうしていいかわからない、不安・・・。そんな子に対して、意地悪をするのではなく、優しくしてほしいと話しました。子供たちは黙って静かに話を聞いていました。その子のことだけではなく、困っている友達に手を差し伸べることができる優しい子に育ってほしいと思います。友達が間違っていることをしていたら、それに流されず「それはダメ!」「やめよう!」と注意ができる強い心をもってほしいと思います。「僕はいつでもそうしている!」と話してくれた男の子がいました。心の優しい、心の強い子だなと感心しました。一度のお話(指導)で、直ぐによくなるとは思いません。繰り返し、繰り返し指導していきますが、保護者の皆様も何度もお子さんと話し合い、どういう行動をすることが人として正しいことなのかを、お子さんと一緒に考えていただきたいと思います。マザーテレサの言葉にこんな言葉があります。

「思考」に気をつけなさい。それはいつか「言葉」になるから。
「言葉」に気をつけなさい。それはいつか「行動」になるから。
「行動」に気をつけなさい。それはいつか「習慣」になるから。
「習慣」に気をつけなさい。それはいつか「性格」になるから。
「性格」に気をつけなさい。それはいつか「運命」になるから。
 どういう子供に育てたいのかという「思考」が、子供の「性格」、そして「運命」に繋がります。マザーテレサの言う通りだと思います。

 2時間目の4年生の音楽会の練習を見に行きました。これで全学年の練習の様子を見ることができました。とてもよく頑張っていますが、まだまだよくなります。歌は歌詞の意味をよく考えて、感情を入れて歌うこと、合奏は、テンポを合わせ、強弱を付けることで、更によくなると思います。体育館で練習できる回数はそれほど多くはありませんが、一回一回の練習を大切にし、みんなで心を一つにして取り組んでほしいと思います。楽しみです!がんばれ子供たち!

更新日:2024年11月21日 12:48:29