校長室だよりNO53

 今朝は小雨が降り、肌寒いくらいです。今日から水泳の学習が始まりますが、気温・水温ともに低く、今日の水泳学習(5年生・2年生)は「中止」です。残念!明日は大丈夫かな?

 6月の生活目標は「ふわふわ言葉」で友達の輪を広げよう」です。今週の目標は「ていねいな言葉で話をしよう。」です。子供たちのトラブルの多くは、友達に対する「言葉」が原因となることが多いです。もちろん、「ふわふわ言葉」ではなく、「ちくちく言葉」を使ってしまうためです。「死ね」「キモい」「ウザい」「こっちくんな」「どっか行けよ」「黙れ」「アホ」「消えろ」「ムカつく」「のろま」「はあ?何言ってんの?」「馬鹿じゃない」・・・。この言葉と一緒に「中指を立てる」ゼスチャーが付くこともあります。こんな言葉を使っていてはトラブルになるのは必然です。

 「ふわふわ言葉」は、「ありがとう」「いいね」「がんばれ」「ドンマイ」「最高」「大丈夫だよ」「元気出して」「やったね」「上手だね」「それいいね」「すごいね」・・・。ふわふわ言葉を多く使う集団は、みんながみんなを思い遣り、みんなを応援するので意欲がわきます。そして、みんなが幸せな気分になります。逆に、ちくちく言葉が多い集団は、みんながみんなを批判するので、やる気も起きず、殺伐とした雰囲気になります。これは、子供の世界でも大人の世界でも同じです。環境によって、私たち人間は大きく成長することもできれば、成長を阻害されてしまうこともあります。よりよい環境を創ることが、私たち大人の大きな責任でもあります。ご家庭の「言葉の環境」は、いかがですか?お子さんの言葉遣いは、いかがですか?

更新日:2024年06月10日 12:30:44