【タイトル】

「俳句」のすすめ

【本文】

 昔の日本語には、響きが美しい言葉がたくさんありました。時代とともに言葉も変化するものだと思います。しかし、「不易」と「流行」という言葉の通り、新しい言葉の良さを受け入れ、昔から変わらないよい言葉は語り継ぐという考え方は、いつの時代も大切なことです。  俳句の創作には季語が必要です。最近の気候変動で 四季の季節をあまり感じないことが多くあります。季語を知ることで、季節感が豊になります。    季語「風光る」は、少しの冷たさと鋭さをもった晴天の春の日の風という意味で、季節は春です。(新版・俳句歳時記「雄山閣」より)    肌で感じた自然を言葉で表現するためには、言葉を知らなければできません。日本人は昔から天気や季節に関する言葉が多くあります。時代の変遷を経て、使われなくなった言葉や新たな言葉が生まれてきています。言葉を知っていれば表現できることも知らなければ、感じた気持ちを相手に伝えることができません。  表現の仕方が分からないときは、歳時記を確認しましょう。きっと当てはまる言葉が見つかると思います。    2学期から職員室後ろの廊下に、投句箱を設置しました。学級で取り組み、投句してくれることもありました。投句されて俳句に、副校長がコメントを記入して返却しています。素敵な俳句は、全校集会で紹介したり、掲示板に貼り出したりしています。来校された際にご覧ください。  今後は、全国で行われている俳句大会に挑戦していきたいと思います。 令和3年度は、清瀬市で行われている石田波郷俳句大会ジュニアの部に挑戦しました。三賞には入りませんでしたが、3年以内を目指していきたいと思います。  保護者・地域の皆様のご理解とご協力をお願いします。


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