【タイトル】
6年生 図工 アーティストの1日学校訪問【本文】
昨日の6年生の図工の授業は、現代アーティストの青山悟さんによる特別授業でした。 青山悟さんは、工業用ミシンを用いて、風刺とユーモアを交えながら、労働やジェンダー観などの社会のさまざまな問題を刺繍作品で表現されています。 最初に青山さんの刺繍でできたたばこと一万円札の作品を一人一人手にとって見せていただきました。実際の作品に手で触れてみて、本物そっくりな作品の出来栄えに興味津々でした。 また、今回は東京都現代美術館に所蔵されている作品の色違いの作品も持ってきてくださいました。大きな世界地図の作品でブルーライトを当てると国境と国名が浮かび上がります。 国境って必要だと思う?平和ってなんだろう?と、言葉で問いかけながら、人と人との境界線を感じたり考えたりできるように3つのプラクティスを行いました。 「アートは今までやったことのないことをしてどんどん更新されていったんだよ。今日は今までやったことのない方法で絵を描きます!」 「3つのプラクティス」 2、3人で一本の鉛筆を持って文字を書く(それぞれ別の文字を思い浮かべながら) ジャンプしながらジャンプする友達を描く 2、3人で一つの筆を持って平和をテーマに絵を描く(言葉を交わさず木、それぞれのイメージを思い浮かべながら) 子供達にとって初めてやる活動だったので、一人で製作する時と違う不自由さや面白さを感じながら取り組んでいました。 最後にお互いの作品を見合い、自分の作品について話したり、一緒に取り組んだ時の感想を発表したりしました。 子供の感想の中には、 「2人1組で絵を描いたり、ジャンプをして描くのは初めてしたけど、とても楽しかった」 「目の前で作品を見たら迫力がありました。どの作品もユーモアあふれる独特な感じでした。」 「芸術が人を救ったり、世界を変えられることがすごいと思った」 「芸術が平和への考え方の変化につながるということを教えてもらってありがとうございます。平和をコンセプトに芸術を楽しみたいです。」 といったものがありました。 家に帰って青山さんについて調べた人もいたそうです。 作品に込められた意味を知ったり考えたりしながら芸術作品に触れる機会となりました。【添付ファイル】
image2.jpeg