【タイトル】

校長室だよりNO210

【本文】

 今朝は風が強いため、全校朝会を体育館で行いました。あいさつの後、次の様な内容の話をしました。  今日は、掃除のお話をします。最近、みんなの掃除の様子を見ていると、とても一生懸命に掃除をしている子が多くなり嬉しく思います。ところで、日本では学校の掃除は、子供が自分たちで掃除をしていますね。それって、当たり前だと思うよね。でも、世界の学校の中で、日本の様に子供が掃除をしている国は、ほとんどありません。ほとんどの国は、雇われた大人が学校の掃除をしています。みんなは「いいなあ」と思いますか。では、なぜ日本では、子供が掃除をするのでしょう。きっと、掃除をすることで、子供が学ぶことがあるから、昔から日本では掃除を子供たちがしているのだと思います。どんなことを学べると思いますか。  校長先生は、3つのことを学べて、身に付けることができる力があると思います。まず1つ目は「協力する力」です。掃除はみんなで協力して行うことが大切です。一人でやると大変なことでも、みんなでやれば早くきれいにできます。協力することを学べますね。  2つ目は「段取りする力」です。掃除をするときは、机を下げて、箒で掃いて、それから雑巾で拭いて、机を戻します。どういう順番で掃除をすれば、早くできるかを工夫することが大切ですね。これって、色々なことに応用できますね。段取りすることを学べます。  3つ目は「気付く力」です。すみずみまで掃除をしていると、「こんなところにも汚れがあると」と細かいところにも気付くことができるようになります。これは、掃除だけではなく、勉強や生活の中でも役立ちます。気付くことを学ぶことができます。  また、長野県のほとんどの学校では「無言清掃」と言って、おしゃべりを我慢して、お話をせずに掃除をしています。それも凄いことだなと思います。無駄なおしゃべりをせず、一生懸命掃除をすることで、短時間で集中してできます。さっきの3つの力の他にも、がまんする力、集中する力も身に付けることができますね。やっぱり、日本は凄い国だと思います。皆さんはどう思いますか。  今日の2時間目、4年2組の子供たちが、総合的な学習の時間の中で募金活動を行いました。福祉の学習に取り組んでいますが、自分たちにできることはないかと考え、東大和市の社会福祉協議会に「車いす」を寄付することを決めました。そのために、学校近くのスーパーや、コンビニ、ドラッグストアー等の店頭で募金活動を行いました。(お店からは許可をいただいています)多くの皆様が募金をしてくれたそうです。保護者の皆様にもご協力をいただき、子供たちの見守りを行っていただきました。寒い中、大変にお世話になりました。有難うございました。  今日の給食で「うなぎごはん」がでるよと、子供たちに言ってしまいましたが、明日の間違いでした。ごめんなさい!


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