【タイトル】
校長室だよりNO194【本文】
今朝は全校朝会を校庭で行いました。あいさつの後、次の様な内容の話をしました。 先週の月曜日・1月20日に、校長先生はインフルエンザに罹ってしまい、しばらく休んでしまいました。生まれて初めて、インフルエンザに罹りました。高熱が出たり、頭が痛かったりで、大変な病気ということを体験しました。実は、この日は校長先生の62歳の誕生日でした。誕生日の日にインフルエンザに罹るなんて、ついていないなと思いましたが、仕方がありません。これから寒くなる日が続くと思いますが、みんなには気を付けてほしいと思います。 1月20日という日は「大寒(だいかん)」と言って、1年で1番寒い日と言われています。実際には、この日から2週間程度が1年間で1番寒くなるといわれています。寒くなると、どうしても手をポケットに入れる人が多くなりますね。それは、大人でも子供でも同じです。手が冷たくなるからね。でも、手をポケットに入れてしまうことで、とても危険なことが起きてしまうことがあります。人間は、転ぶと自然に手を出して自分の体を守ろうとします。でも、ポケットに手を入れていると、手で体を守ることができません。どうなるかというと、そのまま顔面から落ちてしまいます。以前、ポケットに手を入れたまま走って転んで、顔面を強打し、前歯が2本折れ、鼻を骨折し、大怪我をした子がいました。痛かったと思います。ポケットに手を入れていなければ、手を着くことができたので、ここまでの大怪我にはならなかったでしょう。寒い日にポケットに手を入れないためには、これ(手袋を見せながら)、手袋をすればいいよね。つまり、危険から自分の身を守るための方法を知っていれば、身に付けていれば、怪我や命を守ることができるのです。火災の時は、一酸化炭素が怖いから、ハンカチで鼻と口を覆う、地震の時は頭を守るために、防災頭巾やヘルメットを被る、自転車に乗るときは、ヘルメットを被ると同じことです。 私たちの身の回りには、たくさんの危険があります。でも、その危険を避けるための方法を身に付けることで、大きな怪我をせず、命を守ることに繋がります。寒い日には手袋を身に付け、自分の命をしっかり守れるようにしてほしいと思います。校長先生は、お母さんが、1年間で1番寒い日に、一生懸命生んでくれた、この大切な命をしっかり守れるようにしていきます。【添付ファイル】
この記事に添付ファイルはありません。