【タイトル】
校長室だよりNO190【本文】
今日は昨日から気温も低くなり、寒い1日になるようです。一小では昨年の12月にインフルエンザが流行りましたが、今は落ち着いています。これから寒い日が続きますので、気を付けていきたいと思います。 さて、最近6年生の子供たち(男女問わず)から、卒業式での和装(袴の着用)について、よく質問を受けます。その度に私の考えを伝えています。自治体によっては、和装(袴)での卒業式参加について自粛を求める手紙を配布しているところもあります。 年度当初(4月)の保護者会で、私から保護者の皆様にお話しさせていただいた内容(資料)を改めて書かせていただきます。 卒業式の和装について 近年、卒業式の当日の和装などが華美になる傾向があります。そのことにより、練習を通して気持ちを高め、儀式の作法一つ一つを身に付けてきた事前の取組と当日のギャップが大きくなってきます。特に、和装については、体を締め付けることで式中に動作がしにくくなったり、体調不良になったりすることがあります。また、髪を結う等のため、早朝より着付けをして式に集中できなくなったり、学校では普段認めていないお化粧をしてきたりということがあります。 卒業式は子供たちにとって、大きな節目であり、お祝いの雰囲気を感じることはとても大切です。一方で、小学校の学習指導要領にある「厳粛で清新な気分を味わう」貴重な機会にもなります。学校全体の温かで厳粛な雰囲気の中で、どの子にとっても一人一人が卒業の喜びや家族への感謝を味わえる最高の卒業式を卒業生と教職員と保護者の皆様で作り上げていきたいと考えています。このようなことから、保護者の皆様の判断の範囲内になりますが、卒業式当日の服装を、和装など華美になりすぎないようにお願い申し上げます。 この様な内容で、資料とともにお話をさせていただきました。各ご家庭の判断ではありますが、お子さんとよく話し合っていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。【添付ファイル】
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