【タイトル】
校長室だよりNO167【本文】
今日の全校朝会はオンラインで行いました。12月1日に行われた「東大和市ロードレース大会」で3位に入った児童の表彰と、11月29日に行われた「連合音楽会」での5年生の活躍を報告した後、次の様な内容の話をしました。 今週は、いよいよ音楽会ですね。音楽会に向けて、みんなの練習を見ていて、みんなの合唱・合奏がとても上手になっていることが分かります。頑張ってますね。音楽会のスローガンは「心を一つに はなやかな音を 奏でよう」です。とてもいいスローガンですね。今日は、そのスローガンを達成させるために、とても大切なことを話します。「心に届く歌声」について話します。 「心に届く歌声」って、どんな歌なんだろうね。校長先生が考える心に届く歌声について話をします。校長先生は、歌はメッセージだと思っています。そのメッセージを相手に届けることが大切なんだと思います。 例えば6年生は「キセキ」という歌を歌います。いい歌だよね。これは、大切な人に贈る愛のメッセージソングです。こんな詩があります。「君に巡り合えた それって奇跡」。この歌の中で大切な言葉だよね。奇跡とは「常識で考えて起こりえない不思議な出来事」という意味です。私たちの命は、お父さんとお母さんから生まれてきます。その確率は50兆分の1と言われています。君たちが生まれてくること、ここにいることだけで、すごい奇跡なのに、その中で大切な人に巡り合えること。それは奇跡の中の奇跡なんだよね。本当に愛している人に巡り合えた、その喜び・嬉しさを「君に巡り合えた それって奇跡」という歌詞に、自分の思いをのせて歌わなければ、聴いている人の心には届かないと思います。そして、次の歌詞「二人寄り添って歩いて、永久の愛を形にして・・・」に繋げて、一気に盛り上げて歌う。つまり、自分の思いを相手の心に届けるんです。それが「心に届く歌声」だと思います。それは、ただ歌う、ただ大きな声で歌う歌とは、次元の違う歌になります。素晴らしい歌になります。自分の思いを歌詞にのせて歌うことで、それは聴いている人の心に、自分の心に届くのです。そして、心に響きます。 今週の練習は、もう一度自分たちの歌う歌の歌詞を見つめて、自分の思いを聴く人の心に、自分の心に届けてほしいと思います。【添付ファイル】
この記事に添付ファイルはありません。