【タイトル】

校長室だよりNO160

【本文】

 音楽会は、12月6日(金・児童鑑賞日)、7日(日・保護者鑑賞日)に行いますが、その前の11月29日(金)に5年生は連合音楽会があります。市内の5年生がハミングホールに集まり、合唱と合奏をお互いに鑑賞する会です。コロナ禍で数年間は中止となっていましたが、昨年度から復活しました。5年生は、音楽会で披露する合唱「青の記念日」と合奏「ルパン三世のテーマ」を披露します。今日は、1時間目に5年生の練習の様子を見に行きました。  合唱「青の記念日」は「静」、合奏「ルパン三世のテーマ」は「動」という感じです。合唱は、歌詞の意味をイメージしながら歌うことができています。ソプラノとアルトが別々に歌うところから、重なって歌うところに向かい段々盛り上がっていくところが感動です。今日の練習では子供たちがその良さを実感できるようにまでなっていました。合奏「ルパン三世のテーマ」は、迫力が出てきました。体を揺らしながら演奏をしている子供たちもいて、見ている私も自然に体が揺れていました。昨日の練習よりも確実に成長しています。指揮者をしっかり見て、5年生の心を一つにすれば、素晴らしい合唱・合奏になるのは間違いありません。運動会のソーラン節も格好良かったですが、その体験が更に5年生を成長させています。ハミングホールで輝く5年生の姿を想像します。すっごく楽しみです!  今日、ある2年生が、算数の勉強が嫌で教室を出てしまったと支援員の方から報告がありました。その子を校庭で見つけて、校長室で話を聞きました。その子は、苦手なことがあり、うまくいかないと教室を出てしまうことがあります。いつもは、「〇〇が嫌だったから。」「やりたくなかったから。」と答えますが、今日は今までと少し違っていました。「算数のお勉強が嫌だった。〇〇先生(支援員の先生)が、何度もチャンスをくれたけど、分からなかったので出てしまった。」と答えました。(後で支援員の方にチャンスとは何かを聞くと、答えを導くためのアドバイスでした)この、「〇〇先生(支援員の先生)が、何度もチャンスをくれたけど」という言葉が重要です。たったそれだけの言葉ですが、すごい成長だなあと嬉しくなりました。「すごいよ〇〇君。今日はただ嫌だからじゃないじゃない。次は、そのチャンスを生かせるといいね!」と話すと、「うん。」と恥ずかしそうな笑顔で答えました。少しずつ、少しずつ成長しています!  


【添付ファイル】

この記事に添付ファイルはありません。