【タイトル】

校長室だよりNO156

【本文】

 今朝は全校朝会を校庭で行いました。福祉標語の表彰、転入生の紹介の後、次の様な内容の話をしました。  先週、4年2組の子供たちが「靴のかかとをそろえよう」という話を全校朝会でしました。その後、靴箱がとてもきれいになっている学級が増えました。「やろう」と考えたことを「行動」に移していますね。嬉しいです。考えるだけではだめですよ。行動に表して初めて、変えることができますからね。がんばってください。  さて、今日のお話をします。校長先生は、運動することが大好きで、中学校から大学までバスケットボールをしていました。バスケットボールの最高峰は、アメリカのNBAです。そのNBAで活躍している日本の選手で八村塁選手のことは、知っている人も多いと思いますが、今年からNBAに入り、活躍している河村勇輝選手がいます。  その河村選手は、交代でコートに入る時とコートから出る時に、深く礼をしてコートに入ります。他の選手は、特に何もしないでコートに入ります。どうして河村選手は、深く礼をしてコートに入るのかなと思っていたら、それには理由がありました。河村選手の身長は172センチと、バスケットボールの選手としては小さいのですが、凄いスピードとドリブルの速さ、3ポイントシュートの正確さで、高校生の時から超一流の選手でした。でも、ある時けがをして、試合に出られないことがあったそうです。その時に、いろいろなことを考えたそうです。  試合に出たくても出られない選手のことや、自分が試合に出られるのは、当たり前のことではないということを深く考えたそうです。そこで、河村選手は、コートに入る前には全力で戦うことを誓ってコートに入り、コートから出る時には、仲間への感謝の気持ちをもってコートから出るそうです。その気持ちを表すために、深い礼をするということが分かりました。校長先生は、その話を聞いた時、河村選手はバスケットボールからたくさんのことを学び、学んだことを行動に移しているのだなと思い感激しました。河村選手の深い礼の意味、皆さんはどう思いますか。校長先生は格好いいと思います。


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