【タイトル】
校長室だよりNO154【本文】
今日は午前中から、都内に出張に出かけます。水天宮前という駅で降ります。初めて降りる駅です。東京都なのにまだまだ知らない場所が多いです。 さて昨日、5年1組の総合の学習で「生成AI」についての学習を見ました。世の中の情報化社会は、どんどん進化して、超スマート社会の実現も、もうそこまで来ているのではと思うほどです。AIについても、どんどん進化しています。学校教育の中では、ChatGPT等の生成AIの活用に関しては、文部科学省からガイドラインが出ていて、教師の指導の中で使用することは可能ですが、まだ子供たちが自由に使えるということはできません。しかし、スマホや家庭のパソコンでは、もう自由に使用できるので、その使用のあり方については、子供たちに指導していくことは必要だと思います。今日は、その入り口の学習でした。AIは、人々の生活をよりよくすることはできますが、使い方によっては、人々の生活を壊してしまう恐れもあります。生成AIについても、とても便利なものですが、生成AIに読書感想文やレポートを書かせ、そのまま提出してしまうというような安易な使い方も考えられます。それでは、人間(子供)にとって、何も学習しないことと同じであり、場合によっては犯罪に繋がる可能性もあります。 昨日の学習では、まず、AIには感情がないので、感情を読み取ることが苦手なこと。しっかり指示を出さないとしっかり答えが返ってこないこと。そして、AIの回答は全てが正しいのではなく、AIは間違えるということを指導ました。また、個人情報は絶対に入力してはいけないこと。友達を傷つけるような言葉や、汚い言葉は入力してはいけないことを指導したうえで、実際にプログララボという生成AIを使って、子供たちに実際に質問をさせてみました。「あなたは先生です。子供たちの頭をよくするための方法を教えてください。」「世界で一番楽しい遊びを教えてください。」等の質問をして、瞬時に答えが返ってきたことに驚いていました。これからは、AIを効果的に活用し、学習の手助けになるよう考えていくことが大切だと思います。【添付ファイル】
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