【タイトル】

校長室だよりNO151

【本文】

 今日は朝から出張で、学校に戻ってきたのは午後3時半過ぎで、子供たちの下校の頃でした。今日の全校朝会は、私の話ではなく、4年2組の子供たちが、みんなが気持ちよく過ごすことができるように、「靴のかかとをそろえよう」と、全校の前で発表しました。その様子を見ることができなかったので、担任や他の先生に「子供たちはしっかり話せたかな?」と聞きましたが、立派に全校の前で話ができたようです。私が100回、子供たちの前で「靴のかかとをそろえよう」と話をするよりも、子供たち自身の1回の発表の方が、よりインパクトがあります。  以前から、4年2組の子供たちの靴箱は、きれいに整頓されていました。担任の指導はもちろんありますが、継続してできているということは、靴のかかとをそろえて靴箱に入れることが当たり前になっているのです。習慣になっているのだと思います。いい加減に靴を入れるのではなく、一度入れた後に、もう一度そろえるということは、自分のことに気を付けるということに繋がります。簡単なことですが、靴のかかとだけではなく、様々なことに気が付くことができるようになります。家の玄関でも、きっと靴の向きをそろえるようになるでしょう。他の家に遊びに行った時も、靴の向きをそろえるようになるでしょう。移動教室でも、自分の部屋の靴をそろえられるようになるでしょう。宿題や明日の学習準備もしっかりできるようになるでしょう。  自分のことに気を付けることができるようになると、次には周りの人たちに対しても気を付けることができるようになります。ごみを見たら、きっとごみを拾って、ごみ箱に捨てるようになるでしょう。廊下を走ったら、誰かにぶつかって怪我をさせてしまうから、走らないようになるでしょう。この、たった靴箱に靴のかかとをそろえて入れることが、大きな力になるのです。4年2組の子供たちの頑張りが、きっと一小をよりよく変えてくれることでしょう。4年2組の子供たち、どうもありがとう!そして、一小の子供たち、明日の朝からみんなでやってみましょう!今週で全員ができるようにしていこう!きっとできます!学校を変えるのはきみたち(子供たち)だ!


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