【タイトル】
校長室だよりNO150【本文】
昨日は「一小まつり」が行われました。多くの子供たち、保護者の皆様にご参加いただき、とても楽しい会となりました。おまつり委員の皆様、応援スタッフの皆様、おやじの会の皆様には、計画・準備・会の進行まで大変に有難うございました。おかげさまで、子供たちの笑顔がはじけていました。お世話になりました! さて、東京都から「児童・生徒を闇バイトから守るために」という通知が届きました。とんでもない時代になってしまったと呆れます。自分の手を汚さずに、高額なバイト費用で人を釣り、犯罪に加担させます。それもほとんどが高齢の方々を狙った犯罪です。主犯格の犯人が一番情けないですが、闇バイトに応募し、簡単に犯罪に手を出してしまう若者も情けないです。ニュースではお金がない、借金の返済で、どうしようもなく闇バイトに応募したと言っていますが、そんな簡単にお金が手に入るわけがないことは誰でも知っていることです。お金がないならしっかり働けばいい、借金があるならコツコツ働いて返済すればいいことです。犯罪に手を出し、人を殺してしまい、自分の一生を台無しにしてしまう前に、想像力を働かせ、よく考えることです。この先、どんな時代になってしまうのでしょう。心配でなりません。 江戸時代後半から明治時代、会津藩(福島)の子の基本として「什の掟(おきて)」がありました。 一 年長者の言うことに背いてはなりませぬ。(年上の人の言うことに背いてはいけません) 二 年長者にはお辞儀をしなくてはなりませぬ。(年上の人にはお辞儀をしなさい) 三 虚言を言うことはなりませぬ。(うそをついてはいけません) 四 卑怯な振る舞いをしてはなりませぬ。(卑怯なことをしてはいけません) 五 弱いものをいじめてはなりませぬ。(弱い者いじめはいけません) 六 戸外で物を食べてはなりませぬ。(外で物を食べてはいけません) ならぬことはならぬものです。(だめなことはだめなのです) 私は、現代のしつけにも十分通用するものだと思います。また、社会のルールとしても必要なものだと思っています。理屈ではなく、だめなことはだめなのです。 これを現代風に書き換え「一小 什の掟」を作るとすると、 一 年上の人を敬い、人に優しくします。 二 自分から元気にあいさつをします。 三 うそはつきません。 四 卑怯なことはしません。 五 いじめは絶対にしません。 六 がまんをして、最後までがんばります。 やらなければいけないことをしっかり行い、やってはいけないことはやりません。 あまり変わりませんね。昔も今も、大切なことは大切なのです。 特殊詐欺加害防止リーフレット ⇦クリックしてください【添付ファイル】
この記事に添付ファイルはありません。