【タイトル】

校長室だよりNO141

【本文】

 今朝は全校朝会を校庭で行いました。最初に「働く消防写生会」で入賞した子供たちの表彰を行いました。北多摩西部消防署の皆様にご来校いただき、子供たちに直接表彰していただきました。大変に有難うございました。その後、次の様な内容の話をしました。  今日は「言葉」の話をします。みんなの会話を聞いていると、嬉しくなる時と、悲しくなる時があります。例えば休み時間に「一緒に遊ぼう。」「うん。遊ぼう。」「私も入れて」「いいよ」、勉強中「一緒にがんばろう」「うん」。そんな会話の時は、みんなが笑顔で、校長先生も笑顔になります。泣いている子を見て「大丈夫?」「どうしたの?」と心配をしている会話は、笑顔ではないけれど、友達を心配してかけている言葉ですから、優しい言葉だなと思い、心がぽかぽかになります。    でも「だまれ、おまえ」「バカじゃねえの」「死ねよ」「消えろ」なんて言葉が聞こえてくる時は、その場にいるみんなの顔は、とても怖い顔をしています。そして、言われた子は悲しそうな顔や怒った顔をしています。それはそうだよね。何でそんな言葉を使うのかなと思い、悲しくなります。  自分や友達を勇気づけたり、友達のことを思って投げかける優しい言葉は、生活を明るくし、みんなを幸せにするプラス言葉です。それだけで、がんばろうという気持ちになるよね。でも、友達を攻撃したり、傷つけたりするようなトゲトゲする言葉は、生活を暗くし、みんなを不幸せにするマイナス言葉です。心が沈んでしまいますね。  普段からプラス言葉をたくさん使い、マイナス言葉を使わないことで、未来を明るく変えることもできます。言葉の力は、自分や友達の人生を変えるほど大きな力があるのです。言葉を発する前に、この言葉は友達を元気づけるかな、悲しくさせてしまうかなと想像することが大切です。もし、悲しくさせてしまうかなと思ったら、その言葉を発する前に、その言葉を飲み込んでしまいなさい。  自分も友達も元気になれるプラス言葉をどんどん増やし、みんなが幸せになれる第一小学校に、みんなでしていきましょう。そのために、みんなが使う一つ一つの言葉を大切にしていきましょう。


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