【タイトル】

校長室だよりNO107

【本文】

 今朝の全校朝会は、暑さ対策のため体育館で行いました。あいさつの後、次の様な内容の話をしました。  先日、パリ・パラリンピックの閉会式があり、パラリンピックが終わりました。始業式では、オリンピックの話をしましたが、今日はパラリンピックの話をします。パラリンピックとは、体にハンディキャップ・障害のある方を対象としたオリンピックと言ってもよいと思います。  みんなもパラリンピックで、いろいろな競技があることが分かったと思います。「車いすラグビー」「車いすテニス」「車いすバドミントン」「ゴールボール」「シッティングバレー」「ボッチャ」「陸上」「自転車」「水泳」「卓球」「トライアスロン」・・・等、いろいろな競技があります。  手、腕、足、視力、聴力に障害のある方や、脳性麻痺、知的障害のある方もいて、障害も様々です。どんな競技を見ても驚かされます。自転車を片足だけでこいでいる選手がいました。水泳では、両足・両腕のない選手が泳いでいました。陸上では、全盲の選手がガイドの方と一緒に全力で走っていました。どの選手もできて当たり前の様にしていますが、初めて挑戦したときは、どれだけ怖かったのかと想像してしまいます。でも、「失ったものを数えるな。残された機能を最大限に生かそう」と言った、パラリンピックの父と呼ばれた人の言葉の様に、残された機能を最大限に生かして、恐怖を乗り越え、自分の限界に挑戦し、一生懸命に競技をしている選手の姿に感動します。  オリンピックでは、「スポーツの素晴らしさ」「スポーツの凄さ」に感動しましたが、パラリンピックでは、「人間の素晴らしさ」「人間の凄さ」に感動しました。この感動は、ずっと心の中に残ると思います。やっぱり人間って凄いです。やっぱり一生懸命は格好いいです。2学期、1小のみんなの格好いい姿を、勉強や行事で一杯見たいです。


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