【タイトル】

校長室だよりNO95

【本文】

 今日は8月23日(金)です。長い夏休みも、残りわずかとなってきました。子供たちは元気に過ごしているでしょうか?今日から、校長室だよりを再開いたします。子供たちも、少しずつ夏休みモードから、学校モードに切り替えをしてほしいと思います。  さて、8月17日(土)に、「第20回平和市民のつどい」が、南公園平和広場・ロンドみんなの体育館で行われました。記念式典では、本校の6年生の〇〇さんが、市内の代表として平和文集の朗読を行いました。よく練習をしたのでしょう。代表として相応しい素晴らしい朗読でした。〇〇さん、とても素晴らしかったよ!よくがんばったね!また、小・中学生による広島派遣事業の報告会や、東大和市少年少女合唱団による「平和コンサート」も行われました。(本校の児童も合唱団として立派に歌っていました)平和市民のつどい、とても良い内容で、改めて平和の大切さを実感いたしました。  6年生の〇〇さんの朗読した内容を紹介いたします。 「戦争や平和について」  昭和20年2月17日、午前7時37分に空襲警報が発動されたと聞いたら、当時の人たちはすごく怖かったと思いました。そして、空襲が始まり、日立工場、立川工場などが大きな被害を受けたのも、工場で働いていた人たちのことを考えると、本当に心が痛みました。  当時の人たちは、工場の入り口もわからなかったそうです。空襲により7分間で78人の方が亡くなりました。7分で78人だなんて、とても想像できません。  しかし、それだけではなく、昭和20年の4月24日にも起こってしまいました。私は、すでにたくさんの人が亡くなって、苦しんでいる人がいるのに、さらに恐ろしい思いをするのかと、許せませんでした。当時の人たちの気持ちを考えると、信じられなかっただろうし、息もできないくらい苦しかったと思いました。空襲は3回も起こり、111人が亡くなりました。それに、きっと今も愛する家族を失い、ずっと苦しんでいる人がいます。そんな思いをした人たち、こんな恐ろしいことがあったということを、私は絶対に忘れてはいけないと思うし、もう2度と、そんなひどいことを起こさせちゃいけないということを、南公園の建物が教えてくれていると思います。なので、私たちが、たくさんの人に伝えて、平和な世の中に少しずつできたらいいなと思います。


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