【タイトル】

校長室だよりNO78

【本文】

 今日も気温が高いので、全校朝会は体育館で行いました。あいさつの後、次の様な内容の話をしました。  前に「学校はだれにとっても楽しいところなんだよ。それはみんなでつくるんだ」の話をしましたね。そして、自分の幸せも他の人の幸せも一緒に考えることが大切だと話しましたね。覚えていますか?  そうは言っても、私たちは人間だから、生活をしている中で思い通りにいかなくて、腹が立ってイライラすることもあります。そんな時、みんなはどうしていますか?自分の怒りを友達に向けて、お友達をたたいたり、けったりしていませんか?また、たたいたりけったりしてはいないけれど、友達の悪口を言っている人はいませんか?そういう暴力や、言葉の暴力で自分の怒りを抑えようとしている人はいませんか?それは絶対にしてはいけないことです。暴力や言葉の暴力では、何も解決することはできないからです。暴力や言葉の暴力は、人の心と体を傷つけるだけの最低の行為です。自分の幸せも他の人の幸せも奪ってしまう行為です。これは、子供同士もそうですが、大人も決してやってはいけないことです。  また、もうすぐ夏休みになりますが、夏になりみんなの洋服が薄着になってくると、おかしな人が出てきます。みんなの服の隠れている部分をのぞこうとしたり、みんなの体の大切な部分を触ろうとする人も出てきます。それと、メールやラインで、体の大事なところをみたいなと言ってくる人もいます。これっておかしいよね。おかしいぞ、変だぞと思ったときは、「嫌だ!」と言って逃げるんですよ。誰かに助けを求めるんですよ。メールやラインだったら、その人とのやり取りはすぐに止めて、お家の人に話すんですよ。いいですね。これは、子供同士でもやってはいけないし、当然大人が子供にするのもダメです。みんなに、暴力やおかしいな、変だぞと思う様なことをしてはいけないのは、先生たちも同じです。今日は、大切なお手紙を配りますので、しっかり読んでください。  今日は、子供たちに「暴力」と「性暴力」の話をしました。残念ですが、東京都の教職員の中で、「暴力」や「性暴力」の服務事故で懲戒免職等の処分を受けた職員が出ています。服務事故を起こさないために、服務事故防止研修を行うことはもちろん、人間力を高めていかなければいけません。本日、子供たちと保護者の皆様に、お手紙を配布させていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。  今日の午後も「個人面談」があります。暑い中ですが、どうぞよろしくお願いいたします。  


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