【タイトル】

校長室だよりNO54

【本文】

 今日は朝からお日様サンサン。気温も高いです。今週は、気温が28℃から30℃の予報で、熱中症には注意が必要です。今朝の全校朝会は体育館で行いました。あいさつ、表彰、お友達の紹介の後、次の様な内容の話をしました。  今月は「読書月間」です。校長先生が、今読んでいる本はこれです。早く続きが読みたいです。ところで、みなさんは読書が好きですか?たくさん本を読む人もいれば、そんなに読まないよという人もいるでしょう。実は、校長先生は、小学生の頃は本を全然読まない子供でした。それどころか、読書の時間が苦手で、早く終わらないかなと、ずっと思っていた子供でした。今から思えば、本を読むことの楽しさや面白さを知らなかったんだね。だって、本を読まないんだから、本の楽しさや面白さは、わかるわけないよね。  本を読まないまま、高校生になりました。高校1年生の時、友達と図書室に行きました。もちろん、本を読む気はなかったのですが、一冊の本に目がとまりました。図書室の先生が、その本を紹介してくれていたのですね。その本は、遠藤周作という人の「侍」という本でした。パラパラめくって、なんとなく読んでいるうちに、その本に引き込まれていきました。すぐに、その本を借りて読み続けました。とても厚い本だったのですが、2~3日で読んでしまいました。読み終わった後、知らないうちに涙が流れていました。本を読んで感動して、涙が流れるんだと初めて知りました。それからというもの、本を読みまくりました。  なんで、今まで読まなかったんだろう、もったいないなと思いました。でも、本からいろいろなことを学びました。自分がいなかった古い時代のことや未来のこと、知らない国のこと、宇宙のこと、人の生き方、考え方、人間の素晴らしさや醜さ、いろいろなものがこの本の中に詰まっています。今では「本は先生」だと思っています。本を読まなかった校長先生が言っているのですから、間違いありません。1小の図書室は〇〇先生や、図書ボランティアの皆さんが本当にきれいに整頓してくださっているので、とてもきれいで本が充実しています。読書月間が始まりました。みんなにもたくさん本を読んでほしいと思います。校長先生もたくさん本を読みたいと思います。  今日は1年生の水泳の学習がありました。それぞれの学年の最初の時間に、水の事故が起きないように安全祈願をしています。プールサイドの四隅に「盛り塩」をし、お神酒をまき、子供たちの命を守ってくださいとプールにお願いをします。今年も水泳指導が始まりました。安全第一で指導してまいります。


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