【タイトル】

校長室だよりNO47

【本文】

 今朝は昨日の大雨で校庭のコンディションが悪いため、体育館で全校朝会を行いました。あいさつの後、昨日のゲリラ豪雨の判断が甘く、大雨の中子供たちを下校させ、ずぶ濡れにさせてしまったことを謝りました。そして、次からは今まで以上に慎重に判断することを話しました。その後、次の様な内容の話をしました。  先週の休みの日、中学校の野球部の子供たちが自転車で校長先生の自転車を追い抜いていきました。お隣の小平市の中学生のようでした。その中学生が着ているTシャツの後ろにプリントしてある言葉がありました。「一生懸命な姿はかっこいい」と書いてありました。校長先生がいつも感じていることなので「その通り!」と思い、中学生の背中に向かって「がんばれ!」と心の中でつぶやきました。  大人でも子供でも、一生懸命に頑張る姿は本当に「かっこいい(格好良い)」と思います。でも、手を抜いたり、ふざけている姿は、その逆で「かっこわるい(格好悪い)」です。どちらかと言うと「醜い」です。一生懸命やっていると、失敗したり、上手くいかなかったりすると、とっても悔しくて涙が出てくる時もあります。だから、もっと頑張ろうとして自分を成長させます。でも、手を抜いたり、ふざけたりしていると、失敗しても何にも感じません。別にいいやと思います。だから、そこから頑張らないので、自分を成長させることはできません。  人は自分の人生を輝かせるために生まれてきました。皆さんは今、自分は輝いていると思いますか?そう思える人は、きっと一生懸命何かに取り組んでいる人だと思います。そうでもないと思う人は、きっとどこかで手を抜いていて、一生懸命頑張っていない人だと思います。「一生懸命な姿はかっこいい」と考える集団を作り、全員が一生懸命な姿を見せる第一小学校になってほしいと思います。そうすれば、「一生懸命頑張ることの楽しさ」「みんなで一生懸命頑張ることの楽しさ」を知ることができ、人生が輝きます。  朝会の後、6年生が「校長先生、昨日の雨のこと気にしないでください。私たち、そんなに軟じゃありません。」「昨日の雨、楽しかったです。」と、声をかけてくれました。私の判断を責めずに、励ましてくれたのです。「びしょ濡れになったでしょ。風邪ひかなかった?ごめんね。」と話すと、「へっちゃら!」と返ってきました。この子たちの為に、同じ失敗はしないと改めて思いました。


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