【タイトル】

校長室だよりNO34

【本文】

 今日は校長室だよりをもう一つ。今日は、3年2組と2年1組の算数の授業観察をしました。2つのクラスに共通していることは、学習に集中できない子供たちが複数いることです。勝手に離席し教室を出てしまったり、大きな声を出して学習の妨げになるような行動をしたりしてしまいます。今日はどうかな?成長してきたかなと楽しみにしていました。  まず、2時間目の3年生です。今日は離席をしたり、学習の妨げをしたりしている子はいませんでした。姿勢は相変わらずよくありませんが、よく頑張っている方です。一人だけ、学習をせずにいつまでもノートを破ったり、学習に必要のないリコーダーを出していた子がいるので、途中教室から連れ出し校長室で説教しました。ノートにいい加減に書き出したので再度連れ出します。以前校長室で、漢字を書かせたときに、とても上手な字が書けていたので、いい加減なことはすぐにわかります。休み時間に、丁寧に書かせやり直しをさせます。しっかり丁寧に書き、繰り下がりのある引き算もできました。「ほら、やっぱりできるじゃない!」と褒めます。みんな、やれば必ずできるんだぞ!しっかりがんばれ!  3時間目は2年生です。支援員の先生も入っていたので、担任と2人体制です。でもやはり大変です。学習に集中できない子が7人。途中から、姿勢が悪くなる、鉛筆で音を出す、歌を歌う、奇声を発する等の行動が出ています。また、2人は最初から学習に参加できていませんでした。1人は最後まで学習を行いませんでした。きっと、その子も困っているのだと思います。確実に支援が必要だと思いました。保護者の方と早急に話し合う必要がありそうです。集中できない子も含めると、クラスの人数の3分の1以上です。これでは担任は大変です。集中できない子は、学習の習慣を身に付けさせる必要があります。保護者の皆様と一緒に考えていかなければいけないと改めて思いました。


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