【タイトル】
校長室だよりNO31【本文】
今日は3年生の「いじめ」が分かり、朝から校長室で指導です。保護者の方からの連絡帳で分かりました。まず、学年で内容の聞き取りをしました。その後、当該の子供たちを校長室に呼びました。 最初にいじめを受けていた子に、「この4人に叩かれたことは事実ですか?」と聞きます。その子は、事実であり、4人から叩く、蹴る、殴る、悪口を言われると言いました。2年生の時もされていましたが、続くので家族に相談し連絡帳に書いてもらいました。先生に言ったら殺すからなと脅されていたので、言いづらかったと話しました。 まるで「ザ・ヤクザ」です。いじめをしていた4人の子に、今の〇〇君の話は事実であるかを聞くと、事実であると認めます。いじめをしてよい理由はありませんが、一応理由を聞きます。特に理由はありません。ある子は、「やり返されたから」と答えましたが、そんなことが理由になるかと怒鳴りつけます。また、ある子は自分から言いませんでしたが、いじめを受けた子が「なんでそんなことをするの?」と聞いた時に「〇〇を叩くと、〇〇が痛い顔をするのが面白い」と言ったそうです。あまりにも酷いので「本当か?」と聞くと頷きます。情けなくなります。昨日は根性が腐っていると書きましたが、それ以下です。 私からは、いじめをしていた子に対して、〇〇君がどんな気持ちで学校に来ていたか分かるか?昨日は、学校に来るのが嫌で休んでいるんだよ。校長先生だったら、そんな学校なんかいけないな。そんな中でも学校に来ている〇〇君の気持ちを考えなさい。君たちがしていることは「いじめ」です。2度とするなと怒鳴りつけます。 同じことをしたら、〇〇君の代わりに校長先生が君たちをぶん殴る。〇〇君、それでいいか?といじめを受けていた子に聞きます。すると〇〇君は、首を振ります。そうだよな。暴力では何も解決できないからね。何かあったら、直ぐに校長先生に話すんだよ。次は絶対に許さないから。〇〇君を守るからね。4人には、人の気持ちが分かる、人の痛みが分かる人になりなさい。そのために、しっかり勉強をしなさいと指導しました。 「いじめ」は絶対に許しません。もし、これが終わらない場合は、いじめをしていた子の保護者に対して「出席停止」を命じ、学校を休ませることを東大和市教育委員会と相談していきます。もちろん、そんなことにならないことを望みますが、学校の責任者として判断いたします。 明日18日(土)は、学校公開・道徳授業地区公開講座です。1時間目から3時間目までの学習を公開いたします。4時間目は、体育館にて校長が6年生の子供たちに「命を大切にするってどういうこと?」をテーマに道徳の授業を行います。保護者の皆様、6年生と一緒にどうぞご参加ください。多くの皆様のご来校をお待ちしております。 現在の第一小学校は、胸を張って「よい学校です」と言える状況にはありません。でも必ず変えていきます。まずは、子供たちの様子を見てください。自分のお子さんの様子を見てください。そして、学校と一緒に子供たちがよりよく成長できるように育てていきましょう。ご協力をよろしくお願いいたします。【添付ファイル】
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