【タイトル】

校長室だよりNO20

【本文】

 今朝、地域の方から連絡がありました。「ピンポンダッシュのいたずらを何度かされていましたが、今日はいたずらをした子を捕まえているので、迎えに来てください。」との連絡でした。副校長先生が迎えに行き、いたずらをしてしまった子は1年生の男の子2人ということがわかりました。他の人に迷惑をかけることは許してはいけません。ご家庭でもしっかり話してください。  今日の午前中は、3年生と一緒に中央図書館見学に行ってきました。学校を出る時に急に雨が降り出しました。合羽を着ていたので大丈夫でしたが、子供たちは「なんでー!」と半べそです。それでもみんなでがんばって行きました。中央図書館に着くと、図書館の皆さんが迎えてくださり、クラス別に「お話し会」や、普段は見ることができない「書庫」も見学させていただきました。その後、一人3冊まで借りることができるので、本を選んでカウンターに、作った貸出カードと一緒に出し、本を借りることができました。3年生の子供たち、とても頑張っている場面もありましたが、多くの課題もありました。「館内を走る」「大きな声を出す」「パソコン検索で『しね』と入力する」「本の滅菌機を使いたくて泣く」等、わがままし放題の子も複数名いました。あまりにもわがままが過ぎる子を図書館の外に引っ張り出します。図書館前で説教です。学校での普段の様子がそのまま出ていました。もちろん、「静かにしよう!」と声をかける子もいますが、集団として成長させなくてはいけない部分がたくさん見えました。「自分は何をしても許される」という考えは絶対に許しません。特別扱いはしません。学校として対策を考え実行していきます。  5時間目の学習中、専科の先生2人が、男の子の手を持ちなだめていたので、その子を校長室に連れて行きました。「落ち着いたら、何があったか話をして」と言い、数分待ちました。すると、その子が「僕がいけないんだけど、僕が全部いけないんです。」と話し始めました。「何がいけなかったの?」と話すと、「道徳の学習中に、音を出してしまって先生や友達に止められた。」と話しました。「何で音を出したかったの?」と聞くと、「何となく。」と言いました。「そうか。でも、自分がいけなかったと言えたのは偉いね。次は注意された時に、止めようと思えるようになったら凄いね。」と話し、教室に一緒に戻りました。  今日は色々あったんだなと、皆さん思われるでしょうが、これは一小の日常です。少しずつ、変えていかなければいけません。保護者の皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。


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