【タイトル】
校長室だよりNO11【本文】
今日は6年生の「全国学力・学習状況調査」の日です。1時間目に「国語」、2時間目に「算数」の学力調査を行います。質問紙調査(学習意欲や自尊意識等を図る調査)は、後日オンラインで行います。6年生の様子を見に行くと、一生懸命問題に取り組んでいました。 調査が終わった6年生に「どうだった?」と聞くと、黙って首を横に振る子、「がんばった!」「できた!」「国語の方ができた!」「ぜんぜん」と反応は様々でした。6年生最後までよくがんばったね!結果は少し時間がかかりますが、保護者の皆様にお知らせさせていただきます。 さて、今日は朝から校長室で子供たちの指導です。1年生のお友達で、毎日お友達からたたかれたり、悪口を言われたりして「学校が楽しくない」という案件です。まず、2人から事情を聞きます。やはり事実ということでした。次に、理由を聞きます。大きな理由はありません。(例え理由があったとしても暴力で解決することは許しませんが、言い分は聞きます。)やってしまった子に、「友達をたたくことはいいことですか?」「友達に悪口を言うことはいいことですか?」と聞くと「ダメ」と直ぐに答えます。その通り。「君が友達からたたかれたり、悪口を言われたらどんな気持ちになる?」と聞くと「嫌だ」と答えます。「そうだよね。自分がされて嫌なことは、友達にしてはいけないよ。」と話します。そして、「もう友達をたたいたり、悪口を言ったりしないことを約束してください」と指切りげんまんをします。「君のことを信じているよ」と付け加えます。校長室での指導を終え、当該の学級に行き全体で指導します。少しお話をした後に「みんなが楽しい学校にするためにはどうすればいい?」と聞くと「みんなと仲良くする」と返ってきました。その通りです。みんな知っているのです。みんなで仲良くし、意地悪や友達をたたいてしまう弱い心を追い出してほしいと思います。 お友達をたたいたり、悪口を言ってしまう子はいます。残念ですが、1度の指導でそれが直ぐになくなることはありません。何度も何度も指導します。「いけないことはいけない」と徹底的に指導します。暴力で解決できることは何もないからです。当然、たたかれた子は痛い思いをしますが、実はたたいたこの手も痛いのです。お互い嫌な思いが残るだけの暴力は世の中には必要ありません。この問題、お子さんと一緒に考えてほしいと思います。 ・口は、人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう。 ・耳は、人の話を最後まで聞くために使おう。 ・目は、人のよいところを見るために使おう。 ・手足は、人を助けるために使おう。 ・心は、人の痛みが分かるために使おう。 今日は、午後2時から5年生の保護者会を体育館で行います。5年生の保護者の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。【添付ファイル】
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